大杉神社 : あんばさま総本宮 夢叶え・厄除け・金運・財運・祈願 :

麒麟門再建 – H22.3.27完成

麒麟門再建(きりんもん)について

 正徳年間に造営がなされた大杉神社社殿群は、「あんば日光」の異名を持つ絢爛豪華な社殿群でありましたが、享保13年に焼失。享保20年に一部を再建、宝暦4年に全再建を果たしております。
 しかし寛政10年再び焼失。寛政12年再建に着手いたしましたが、享和3年再々建途上に焼失。その後文化3年起工、文化13年に遷座となった社殿が現社殿であります。
 宝暦年間に存在した社殿群は当時の記録から本殿、拝殿、唐門を5つ取り付けたとみられる透塀をともなった社殿のほかに神楽殿、神輿舎、回廊、楼門、唐門、総門、土蔵六棟などがみられます。また安穏寺関連の建造物としては他に弥勒堂、護摩堂、仁王門等も存在したことが知られております。中でも楼門は麒麟門と称されていたようで、日光の陽明門を彷彿させる威容を誇っていたとされております。
 平成22年3月27日、二階建ての楼門「麒麟門」が完成します。本殿、幣殿、拝殿を繋ぐ県内最大の複合社殿への正面入り口として、約280年ぶりに再建。「麒麟門」は当時の文献から櫻井瀬左衛門を棟梁に、嶋村円鉄が彫刻を担当した豪奢な門であったことがわかり、これにならって麒麟、飛竜、獏、獅子など檜や楠材を使った200体以上の彩色豊かな彫刻が施されました。二階部分には子孫繁栄、家内隆昌を願って大杉大明神の尊像が安置されております。

扁額の銘(へんがくのめい)について

 麒麟門の再建に際しましては二階中央に掲げられます扁額の文字は「夢顕」といたすこととなりました。これは大杉神社が日本で唯一の夢むすび大明神の異名を持ち、多くの人々の夢(願い)を顕現したことに由来いたします。

麒麟(きりん)とは

 麒麟は想像上の霊獣で、龍、鳳凰、亀とともに四霊の一つに数えられる霊獣の代表格と言えます。体形は鹿に似て背丈は5メートル程あり、牛の尾に馬の蹄を持ち、頭には角を持ち、狼の顔に似て、総体の毛は黄色であるが、背の毛は五色に彩られていると言われています。皇帝が仁ある政治を行うときにのみ出現するとされ、足跡は正確な円を描き、曲るときには直角に曲り、足下の植物や昆虫さえ踏むことを嫌う温厚な瑞獣であるとされるが、不正を嫌い怒りを顕にすると角から雷を発するとも言われています。オスを麒、メスを麟と呼ぶ他、黄色い麒麟に対し、紅色のものは炎駒、青色のものを聳弧、白色あるいは銀色のものを索冥、黒色のものは角端と呼ばれるとされています。

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